考え、工夫する力を育てようという働きかけのひとつとして、「めんたるぷれい」を取り入れています。 アメリカのギルフォード博士の「知能構造論」に基づき編集された教材を使い、手先を使い、作ったり、考えたり、工夫することを通して、十分に大脳を刺激し、自然に考える力や態度が養われ、思考力、想像力が伸ばされていきます。
「めんたるぷれい」は、決して無理に知識を詰め込むのではなく、子どもが主体的に一つひとつの体験をすることにより、「自分で考え、自分で判断し、自分でできる」力を育み、子ども自らがのびていく「あそび」です。
~ 何をするにしても全ての基本は「あいさつ」から ~
相手に心を向ける信頼の第一歩は「あいさつ」からという考えのもと、まずは朝、門の前で
元気よく相手の目を見て「あいさつ」ができるようになることから取り組んでいます。
~ 「返事ができる」ということは、「心のコップを上に向ける」こと ~
返事は人を大切にする、人を尊敬する第一歩になります。相手の目を見てきちんと返事が
できるようになるよう取り組んでいます。
~ 「履物を揃える」ということは、「心と物のけじめをつける」こと。そして「次への準備」につなげること ~
まずは幼稚園で、きちんと履物を揃えることを繰り返し伝えています。そして、できた時にはしっかりほめてあげることを大切にしています。
~ 立腰(姿勢を正す・腰骨を立てる) ~
【動】を生かすには【静】を身につけることが大切です。
正しい姿勢を保つには自分の心と体をコントロールしなければなりません。
幼稚園では、継続的に立腰にも取り組んでいます。
朝の会や心を落ち着かせて次の活動に向かうときなど、年少さんは、少しの時間から始め3年間継続することにより習慣となるよう取り組んでいます。
第2幼稚園では、NPO法人生態教育センターさんにご協力いただき、隣接する附属中高のグラウンドの一角にある「自然の森」で四季折々の「自然あそび」を行っています。
五感を使った四季折々の「自然あそび」を通して、自然と触れあうことの大切さを教えています。
また、年に1度「親子特別企画」を実施しており、親子で触れあえる自然イベントも実施しております。
(2018年度水元公園、2019年度谷津干潟で実施)
【春】
「自然の森」では、木々の葉が芽吹き、初夏の青空に映える季節となります。 足元では春の植物が色とりどりのお花を咲かせ、テントウムシなど春の虫たちもたくさん動き始めます。 そんな春の自然を、五感をつかった活動や工作を通して体感します。
【夏】
木々の葉や足元の草花が生い茂り、生きものたちでにぎやかな季節となります。 「自然の森」にはどんな生きものがいるかみんなで探してみましょう。 また年長さんは園庭周辺に蝶を呼ぶための環境づくりを行い、園全体での日常的な観察へとつなげていきます。
【秋】
「自然の森」の木々の葉が色づきはじめる季節になります。 どんぐりなどの木の実を探したり、拾った木の実で色々な遊びを楽しみましょう。 また冬の間の虫たちのすみか(エコスタック)を作り、冬の自然体験へとつなげていきます。
【冬】
降り積もった落ち葉を集め、体を使って遊び、寒さを吹き飛ばしましょう! 秋につくった小枝のエコスタック(生きもののすみか)には生きものはやってきたでしょうか? 観察してみましょう。また、冬の間の小鳥のための水飲み場づくりも行います。
【親子特別企画(2019年度)】
東京湾奥の埋立地にぽっかりと残った“谷津干潟”。
40haほどの小さな干潟ですが、東京湾とつながっており、カニや貝、魚や水鳥などたくさんの生きものに
出会える場所です。普段は入れない干潟に入り、親子で生きもの探しやふれあいを楽しみましょう。
年少、年中、年長すべてのクラスでネイティブ講師(シャディ先生)による英会話のレッスンを週1回おこなっています。
歌やゲーム、カードなどを使って楽しみながら「あいさつ」や「お天気」「動物の名前」などの簡単な単語から学んでいます。
また、シャディ先生にはレッスン後も子ども達と一緒に遊んだり、昼食を共に取ってもらうなど、気軽に一日触れ合ってもらっています。
また、年中・年長及び卒園生(小学1年生)を対象に希望者には、課外教室も実施しています。
毎週金曜日に、外部講師の指導により、通常の保育時間内に全クラス週1回体操教室を実施しております。(体操、縄とび、鉄棒、跳び箱、プール指導 等)
また、在園児の希望者を対象に課外・体操教室(年少~年長)を実施しております。
幼稚園の目の前は広々とした、市川学園のグラウンドが広がっています。人工芝の上では、雨上がりの日も風の強い日も心地よく遊ぶことができます。
転んでも怪我をしにくく安心してのびのびと走り回れます。(運動会もこのグラウンドで行ないます。)また自然芝や木々が茂る反対側では、木の実や落ち葉を拾ったり、虫探し、花摘みなど子ども達が大好きな場所です。
グラウンドの一角には、「自然の森」があり、専門の講師の先生による四季折々の「自然あそび」を行っています。
また、グラウンド内の専門の畑では、年長さんが野菜を育て収穫し、みんなで楽しみながら食べる「食育」にも取り組んでいます。
園庭では、固定遊具や、三輪車、スクーター、砂遊びなど遊具を使って楽しく遊んでいます。
子どもたちは、年齢別に年少、年中、年長の3学年にわかれてのクラス編成になっています。日々の保育は、基本的にクラス単位で2名の先生がつきます。
また、折々に、異年齢同士の交わりの時を持ち、一緒に手をつないで散歩に行ったり、ごっこ遊びを楽しんだり、園生活の中で年長さんがリーダー的役割になって活動を盛り上げたり、年少さんを助けるなどの機会をもち、より豊かな感性や、思いやりの心が育つような保育を心がけています。
毎日、降園前には、必ず紙芝居や絵本の読み聞かせをしています。幼児期の間にたくさんの優れた絵本や、童話に触れ、子ども達に豊かな心を育んで行きたいと思います。